地域と連携した実践型の教育
ものづくり教育実践センターは,地域と連携したものづくりを伴う実践的な授業を「ものづくり型PBL」として展開しています.この授業では,協力機関(地元企業や自治体など)からの依頼または課題提示に基づき,受講生グループが調査・企画立案・設計・試作・評価というものづくりのプロセスを実践します.受講生は自らが立案した製品の試作を設計・製作し,最終的には試作品を伴うプレゼンテーションを行って協力機関からの評価を受けます.試作製作にあたっては,ものづくり教育実践センターの各種工作機械や技術職員からの指導・アドバイスを活用することができます.
現在実施しているテーマ
狙い
1つの構想を形あるものにすること(ものづくり)は非常に難しいことです.ものづくりにはたくさんの要素が含まれているからです.小さな道具から大きな機械までを使いこなすスキル,新たな発見やつまずきの経験,チームで取り組む場合には協調性やコミュニケーション能力等さまざまです.製品開発にまで視点を広げると,企画・設計・製作・製品評価に至るまでの幅広い知識と技術,そして何より「考える力」が必要になります.ものづくり型PBLでは,ものづくりをキーワードに企業や機関との連携を図り,アイデアを形にする過程で様々なことを学び,下記のような能力を育成することを狙っています.
テーマの例
これまで取り組んで来たテーマについては,次の資料をご覧下さい.