ものづくり実践プロジェクト/実践プロジェクト(対象学科によって授業名が異なります)は,地域の企業や行政機関と連携して学生グループが製品開発や問題解決に取り組む実践的な授業です.ものづくり教育実践センターの設備と技術のサポートのもと,学生が主体となってプロジェクト活動に取り組みます.授業の中で受講生は調査&問題分析・提案&設計・試作・発表&評価という製品開発のプロセスを実践します.そのような実践的な活動を通して,専門知(講義で学んだこと)の応用方法や,問題解決能力など,社会から求められる力を磨きます.
受講したらどんなことに取り組む?
- 連携企業・連携機関から与えられた課題に取り組みます
- 課題は,ものづくりや製品開発に関わることです
- 基本的にはグループワークです(最初の3週程度は個人ワークです)
- 実際にモノやサービスの試作をつくりながら,いろいろ学びます
求められるアウトプットは?
- 試作(プロトタイプ)を製作します
- 企業・機関に対して,試作を伴う提案プレゼンを行います
- テーマと協力機関は,各授業に対して設定されます
何が学べるの?(ざっくり)
- 問題発見,問題分析,アイデア発想などの手法
- 問題解決の手順
- ものづくりに関する基礎技術
- これまで学んだことを社会で活かす方法
- グループで協力して成果を出す方法
- 成果のまとめ方,プレゼンテーションの方法
何が学べるの?(もう少し細かく)
スケジュールは?
1週目 | ガイダンス |
2週目 | 調査・ヒアリング(協力機関や現場を訪問) |
3週目 | 問題分析やアイデア発想の練習 |
4週目~5週目頃 | アイデアの提案,企画立案 |
6週目頃 | 企画発表 (協力機関に「どんなものををつくるつもりか」を発表) |
7週目頃 | 企画の修正,スケジューリング |
8週目~14週目頃 | 設計・試作活動 |
15週目 | 発表準備 |
テスト相当 | 成果報告会 (協力機関や学内外の聴講者に向けて発表) |
※上記は基本的なスケジュールですテーマや対象学科によって変わります.
成績の評価方法は?
以下の項目を評価します.中間および期末試験はありませんが,それに相当する企画発表および成果報告のプレゼンテーションおよび期末課題があります.
- 出席状況および活動に取り組む姿勢
- 毎回の授業を振り返る提出物(振り返りシート)
- 提出を指示した課題 例.アイデアスケッチなど
- 企画発表,成果報告での発表内容
- 成果物(設計・試作したモノ)
- 期末課題
これまでに扱ったテーマ
これまでに扱ったテーマや協力企業については下記の資料をご覧下さい
授業の様子:写真紹介
受講したいときは?
各学期の初めに実施されるガイダンス回に出席して下さい.ガイダンスを聞いた後,受講するかしないかを決めます.