将来型ディスプレイ技術を用いた製品開発

ものづくり実践プロジェクト」では,地域や企業と協力して製品開発や問題解決に挑戦するという実践的な活動を通して、工学者として社会に出たときに必要な力を養います。

2018年度後期は、株式会社ジャパンディスプレイおよび鳥取県のIoT推進ラボのご協力のもと、将来型ディスプレイ技術やWeb/IoTなどをキーワードとした製品開発に取り組みます。

対象と区分

対象 電気情報系学科3年生・社会システム土木系学科3年生
区分 工学部専門科目(選択)
開講時期 2018年度(平成30年度)後期
水曜3・4限+連携イベント(集中)
※日程の詳細はガイダンス等で案内します

ガイダンス

授業の内容について少しでも興味のある方は、まずはガイダンスに参加して下さい。ガイダンスで授業の内容や進め方について話を聞いた上で、受講するかしないかを決めて頂きます。

ガイダンスの日時

2018年10月3日(水) 3限(13:00~14:30)

ガイダンスの場所

ものづくり教育実践センター・デザインスタジオ
こちらのページの「デザインスタジオ」を参照してください。

ガイダンスの内容

・ものづくり教育実践センターの紹介
・教職員の紹介
・授業の目的、内容、進め方など
・成績評価方法について
・連携イベントについて
・受講意思確認アンケートの案内

授業概要

テーマ

今回のものづくり実践プロジェクトのテーマは「将来型ディスプレイ技術を用いた製品開発」です。協力企業であるジャパンディスプレイ様が持つ/開発している要素技術をヒントにして、新しい形のディスプレイ製品の提案を目指します。協力企業からは、「ディスプレイ」と聞いて思い浮かぶ従来の形ではなく、WebやIoT、AIなど、様々な技術や課題と結びつけることにより、全くあたらしい製品が提案されることを期待されています。

授業の形式

今回のものづくり実践プロジェクトは特別バージョンであり、「とっとりIoT推進ラボ」によるイベントなどと連携して進めていきます。その中では、協力企業であるジャパンディスプレイ様はもちろんのこと、地域の社会人や他学部/他大学の学生などとも協働する場面があります。普段の大学生活では体験することのできない貴重な機会となっているので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

授業は主に以下のようなパートから構成されます。

A.アイデアワークショップへの参加
ジャパンディスプレイと鳥取県が主催するアイデアワークショップイベントにてアイデア創出の方法を学び、一般参加者を含むグループで協力して製品アイデアを提案します。

B.企業見学
ジャパンディスプレイ鳥取工場を見学し、最先端のものづくり技術を体験します。また、現地ではベンチャー企業CTOによる新しいビジネス環境に関する講演会も予定しています。

C.ハンズオン講習会&ハッカソンへの参加
総務省が主催するWeb×IoTメイカーズチャレンジ2018というハッカソンイベントに参加して、Aのアイデアワークショップで提案した製品のプロトタイプをつくります。

D.プロトタイプモデルのブラッシュアップ
ハッカソンイベント終了後、ものづくり教育実践センターの技術と設備を活用してプロトタイプをブラッシュアップし、製品としての完成度を高めていきます。最後に出来上がったプロトタイプを用いて、協力企業に向けて製品提案プレゼンテーションを行います。よい製品を提案することができれば、それが本当に生産・販売される可能性もあります。

スケジュール(仮)

10月3日(水) ガイダンス
10月28日(日) アイデアワークショップ
11月中の水曜授業日
※詳細調整中
企業見学+SaaSビジネスセミナー
11月10日~11日 Web×IoTメイカーズチャレンジ(WIMC)講習会
12月1日~2日 WIMCハッカソン
12月5日~1月23日
※水曜3・4限
プロトタイプモデルのブラッシュアップ
(プロジェクト活動)
1月30日 or 2月6日
※詳細調整中
成果報告プレゼンテーション

履修登録

この授業を受講するためには、まずはガイダンスに参加して下さい。ガイダンスに参加した上で、以下の2つの登録作業をすることで、受講登録が完了します。受講する場合はどちらも忘れないようにしてください。

  1. ガイダンス時に案内する受講意思確認アンケート(Webフォーム)に「受講する」と回答する
  2. 通常の履修登録手続きに沿って「ものづくり実践プロジェクト」を受講するように登録する

Links

授業に関する問い合わせ

こちらのフォームからお気軽にお問い合わせください。

昨年度の様子

昨年度の「ものづくり実践プロジェクト(電気情報系)」の授業の様子です。ハッカソン(Web×IoTメイカーズチャレンジ)の写真も含みます。ハッカソンについては、開催報告もあわせてご覧ください。また、ものづくり実践プロジェクトについてのページ下部にも、授業の様子を掲載しています。
※昨年度と今年度では授業の構成が異なります。