3Dプリントマスクの製作について

新型コロナウイルスの感染拡大に伴って世界的にマスクが供給不足になっている中、3Dプリンティングによって製作できるマスクが発案されています。

そこで、豊富な3Dプリンティングの設備と運用実績があるICEEでは、無償公開されているモデルデータを用いて3Dプリントマスクの試作に取り組んでみました。

ICEEの設備でプリントするにあたってはいくつかのデータ編集とプリンタ設定の工夫が必要でしたが、安定して複数サイズのマスクを出力できるようになりました。

3つのマスクを同時に出力している様子

マスクが手に入らず困っている学生や地域の人を対象にした場合の3Dプリントマスクの配布等が可能かどうかについては、現在学内やICEE内で相談中です。

さしあたって、試作のために出力したマスクがいくつかありますので、それらについては試用という形で本学の学生および教職員にお渡しすることができます。鳥取大学の学生や研究室などでご希望の方はお問い合わせ下さい。ただし、医療用品としての効果を保証するものでないのでご注意下さい。

本件の担当・お問い合わせ先
  • 担当 :竹歳、三浦(ICEE)
  • メール:contact@icee.tottori-u.ac.jp
  • 電話 :080-4384-1107(三浦)

装着している様子

出力できるマスクについて

出力するマスクは、下記のWEBサイトで無償公開されているデータに基づいています。
※ICEEの設備に合わせてサポート構造挿入、サイズ変更などの一部データ改変を行っています。

PITATT 3D print mask: https://www.rootech360.com/

クレジット表記

“PITATT 3D print mask“ 2020 © IJU / IJU channel, Tsukasa / WKWK-3D
Source: https://www.rootech360.com/
License: Licensed under CC BY 4.0

サイズ

試作では 小さめ、レギュラー、大きめ の3種類のサイズを出力しました。
※ICEEのスタッフの中で検証した範囲ではいずれかのサイズでフィットしましたが、一般的にフィットするかどうかはわかりません。

特徴

水洗いすることが可能で、繰り返し利用しつつも清潔感を保つことができます。

ガーゼ、ティッシュ、ペーパータオルなど、お手元にある素材を簡単にフィルターとして取り付けることができます。取り外しや交換も簡単です。

使い捨てマスクのゴムひもや一般的なゴムひもなどを取り付けることができます。

樹脂でできていますが、薄い構造のためよくしなり、硬いと感じることはありません。

その他の特徴や使い方等についてはモデルデータの公開元(https://www.rootech360.com/)をご参照下さい。

注意点

  • このマスクは装着者の感染防止を保証するものではありません。
  • 3Dプリントマスクは一般的に、会話時や咳・くしゃみの際の飛沫の飛散を防ぐ目的で装着されますが、その効果は必ずしも検証されていたり保証されているものではありません。

その他の取り組み

新型コロナウイルス感染拡大に関連したその他の取り組みとして、ICEEでは3Dプリント技術を用いた人工呼吸器を供給するためのプロジェクト「COVIDVENTILATOR」に応じた試作プリントなども行っています。

 

COVIDVENTILATORプロジェクト:https://niigata.hosp.go.jp/info/covidventilator.html
ICEEでの試作の条件と結果:Facebook投稿記事